WindowsPhone7.5「IS12T」店頭雑感

#2011/09/03  CM動画追加

そういえば、auのWindowsPhone7.5端末「IS12T」が8/25に発売済みなので、先日店頭で触ってきた。
動作は非常に軽快で、WindowsMobileの頃の面影は全くなかった。


ただ正直、AndroidやiPhoneと比べてしまうと、どうにも分かり難さが目立った印象を受けた。
やはりタイルUIというのが見難いのである。

一応Microsoftは、タイル形式だとアイコンとは異なり情報を同時に表示出来るので分かりやすい、といった紹介をしていたと思うが、タイル自体が大きすぎて逆に一画面内の情報が少なくなってしまっているように感じる。
例えばAndroidであればアイコンとウィジェットを使い分けられる。
この使い分けの方がよっぽど見やすく使いやすいのではないかと考えてしまうのだ。
タイルのホーム画面から右にフリックすれば縦並びのアプリ一覧が出るので、そこから起動する手もある。これはAndroidのドロワーのようなものだ。

ただ、アプリを起動してしまえばそこからは快適に使える。
縦スクロールと横スクロールを組み合わせた表示が基本で、これは面白く感じた。
マルチタスク、アプリ横断については戻るキーとホームキーでAndroidのように使える感覚だ。

Androidと異なりメニューキーがないため、どのアプリも基本的に画面下部に幾つか丸い操作アイコンが出ている形となる。
この操作アイコンがいまいち分かりにくい。アイコンの形では何を意味しているのかが分からないのだ。
一度理解してしまえば便利なのかもしれないが。

全体的なデザインとしては、『文字そのもの』を主体とした『黒背景に白文字』の多いシンプルなUIであり、他のスマートフォンOSと差別化出来ていると言える。


現状の日本のWindowsPhone7.5端末については以下を読むと面白いかもしれない。

今すぐ IS12T を買ってはいけない3つの理由 - ななふぉ
http://nanapho.jp/archives/2011/08/why-should-not-buy-is12t-right-now/

今すぐ IS12T を買うべき3つの理由 - ななふぉ
http://nanapho.jp/archives/2011/08/why-should-buy-is12t-right-now/


個人的には様々なカスタマイズが出来たWindowsMobileの方が性に合っていた。
しかし、やはりそれはマニア向けであり、スマートフォンというカテゴリが一般向けに変遷していった結果が現状のAndroidやiPhoneの人気であり、それに対抗するためのWindowsPhoneなのだろう。
一から仕切り直しの、これからのスマートフォンである。

暫くは評判などをたまに見つつ、今後のWindowsPhoneの展開を様子見していこうかと思う。

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