6.6インチ2560x1440のAMOLEDスマホ、Honor Note 8 [EDI-AL10] のソフトウェアレビュー

＃2016/08/19　電源プラン等、マルチスクリーンを追記、ウィジェットの件について追記
＃2016/08/23　ブラウザ表示、バックグラウンドアプリ動作を追記
＃2016/08/24　デュアルウィンドウを追記

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Honor Note 8 [EDI-AL10]のソフトウェア面。主にEMUI 4.1について。

◇プリインストールアプリ関連
EMUIのホームアプリはドロワーがなくiOSのように全てのアプリを表示する形式。
無駄なアプリは少な目。
プリインストールアプリでもアンインストール出来る物がある。
ヘルスアプリが勝手に動いて邪魔だがアンインストール可能。

◇言語
日本語化可能。デフォルト言語は英語になっていた。
[Advanced settings] - [Language & input] - [Language & region] - [Language] で日本語を選択。
（[設定] - [詳細設定] - [言語と文字入力] - [言語と地域] - [言語]）

◇ホームアプリ
EMUIではホームアプリを変更するのにインストールするだけでは駄目。
[設定] - [アプリ] - [詳細設定] - [デフォルトアプリの設定] - [ランチャー] から変更可能。

◇ロック画面
ロック画面を無効にするには「開発者向けオプション」を出す必要がある。
[設定] - [端末情報] - [ビルド番号] を複数回タップ。
設定に出てくる開発者向けオプションから「画面ロック」をオフにする。
これでSlideLock等の画面ロックアプリを普通に使える。

◇モバイルデータのAPN
色々なAPNの設定がデフォルトで出てきた。LTE接続OK。

◇スクリーンショット
スクリーンショットは音量下＋電源キー。
[設定] - [音] からスクリーンショット音をオフ可能。

◇カメラ
カメラは無音化可能。右からスワイプで設定を出して「ミュート」をオンにする。
ピント合わせやシャッターは高速な感じ。

◇ナビゲーションキー
Galaxyシリーズばかり買ってきたのでナビゲーションキーが画面内にあるタイプのAndroidスマホを買うのは久し振り（VEGA No 6以来？）。
ナビゲーションバーのキー配置はデフォルトではGalaxyとは逆（戻るキーが左）。
[設定] - [スマートアシスト] - [ナビゲーションバー] からキー配置は変更可能。
戻るキーを右にして更に「通知パネルを開く」キーも追加した。

◇アプリの保護等
[設定] - [詳細設定] - [バッテリーマネージャー] - [保護されたアプリ] から「全て保護」にしておかないと、設定オフの物は画面オフ時に勝手にアプリが終了されるっぽい。

なんかEMUIは他にも色々非常にややこしい。権限だの自動起動だの。
自動起動も全て許可にしておかないと常駐系アプリがまともに動かない。

◇電源プラン等
[設定] - [詳細設定] - [バッテリーマネージャー] から電源プラン等を変更可能。
電源プランは「パフォーマンス」「スマート」「ウルトラ省電力」の3種類。デフォルトは「スマート」。
バッテリー残量が少なくなった時にウルトラ省電力にするかどうかの選択が出る（2回目以降非表示可能）。
また、画面解像度を1920x1080に下げて消費電力を節約することも出来る。

◇マルチスクリーン
[設定] - [詳細設定] - [マルチスクリーン] はMiracastと同等機能の模様。

◇ステータスバーの通知
なんか通知パネルには出るのにステータスバーには表示されないアイコンがあるのだが……。
あと常駐してくれない物もある。3C ToolboxのCPU使用率表示等。
他にもInternet Speed Meterみたいに動的にステータスバーに表示されるべきアイコンが表示されない。
※設定でアプリの自動起動をONにしたら表示された（常駐した）けどアイコンが更新されない
地味に困る。
Internet Speed Meterについては、EMUIに標準でステータスバーに「通信速度を表示」する機能があるので代替になるから良いけど。

◇Googleカレンダー＆Google連絡先
GoogleカレンダーはGoogleカレンダーアプリをインストールしないと同期されない。普通のAndroidと違って少し不便。
Google連絡先はどうすれば同期出来るのだろう……分からない。
CardDAV-Syncを使って同期出来ないか試してみたが認証エラーになってしまった。
この辺を参考にGoogle連絡先アプリ等も入れてみたが駄目だった。
結局連絡先についてはvCard（VCFファイル）をインポートした。

◇ウィジェット
何故かマネーフォワードのウィジェットが配置出来ない。アプリがインストールされていない旨が表示される。
幾つかホームアプリを試してみたが全て置けない。困る。
マネーフォワードアプリ自体は普通に起動出来る。
→どうやらアプリ固有の問題っぽい（Android 6.0だと配置出来ない）。アプリ開発元に連絡することにする。
→マネーフォワード v7.19.0で対応した

◇バックグラウンドアプリ動作
Cloud Mail.RuやShoeboxといったアプリのクラウド自動同期が上手く動かない（一度アプリを起動すれば動く）。
EMUIの設定をどこか見逃しているのかなー。

◇ブラウザ表示（モバイル向けサイト）
モバイル向けサイトの表示は標準だと結構大きめ。
Sleipnirブラウザなら設定から「ページコンテンツ」→「ページの自動調整」のチェックを外し「文字のサイズ」を小さくすれば調整可能。

Chrome

Sleipnir Black

◇デュアルウィンドウ
アプリ履歴キー長押しでデュアルウィンドウ化可能。
但し対応しているアプリはかなり限られる。
新たに入れたアプリで対応していたのはQuickPic、MX Player、PicsArtくらい。

ついでに以下も試してみた。コマンドは通るが駄目だった。EMUIでアプリ履歴がカスタマイズされているからだろう。

非rootでAndroid 6.0のマルチウインドウ機能を有効化する方法 - AndroPlus
https://androplus.org/Entry/2120/

◇アプリデータ復元
アプリデータはいつものようにHeliumで復元した。
Android 6.0からはSDK 23以降のアプリでアプリとアプリデータを合わせたサイズが25MB以下ならアプリデータもバックアップされるらしいが、やっぱりまだHeliumを使うのが安心。

ドライバはHiSuite（Huaweiのデバイス管理ソフト）でインストール。
http://consumer.huawei.com/minisite/HiSuite_en/index.html


結論。
EMU 4.1使いにくい。Huaweiさん、EMUIなんて使わないでAndroid標準にして下さい。