Epsonの小型PC、Endeavor ST180Eを購入 ストレージ&メモリを換装

#2016/07/14 写真追加/差し替え

関連記事:Epsonの小型PC、Endeavor ST180Eが欲しい

Endeavor ST180E | Epson Direct Shop |
http://shop.epson.jp/pc/desktop/st180e/

買いたいと思っていたEpsonのコンパクトPC、Endeavor ST180E。
お金に余裕が出来れば買いたいと言ったが、もうお金がある内に買ってしまおうという考えになり購入してしまった。
6/15に注文して6/18に到着。



BRIX Proと比較したところ。さすがにBRIX Proの方がずっと小さい。
容積としては倍くらいあるだろうか。


以下主な構成。

・OS:Windows 10 Home
・CPU:Core i7-6700T 2.8GHz
・メモリ:DDR4-2133 4GB ※換装前提
・ストレージ:250GB HDD ※換装前提
・IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠無線LAN+Bluetooth 4.1モジュール
・Windows 10 Home リカバリーメディア(これは別に要らなかった……2,700円の損)
・その他なし

「上位CPUがお得!キャンペーン」で5,400円割引になった。
合計125,064円(送料込)。

外付けBlu-rayドライブは既に持っているので今回光学ドライブのセット購入はしなかった。
デザインの統一という意味ではセット購入も考えたが20,520円もするので高い。

メモリはDDR4-2133の16GBを別途購入(この方が安い)して換装。


ストレージはBRIX Proで使っていたSSD 1TB×2(片方はmSATA規格なので2.5インチSATA変換アダプター使用)に換装。
SATAケーブルが一つ足りないのでこれは別途購入。



ST180Eはスペック表記では表示解像度が最大1920x1200となっていたが、HDMI接続(ミニHDMI)で3440x1440出力が可能で安心した。
恐らく4Kも出力可能だろう。


OSの入っているストレージを換装するのでマザーボード変更扱いになり無償アップグレード版Windows 10はライセンス切れになる(?)ので、パッケージ版Windows 10も別途購入。
電話認証でいけるという話もあるようだが自分はよく分かっていない。そして面倒そう。
まぁパッケージ版Windows 10を一つくらい持っていても良いだろう、的な考え。


結局これらのパーツ類も合計すると15万円くらいまで達してしまった。

OSの入っているストレージを換装するにあたって、前もって無線LANドライバー等を以下からダウンロードしておくこと。
自分は忘れていて別PCでダウンロードすることになった……。別PCがあって良かった。

ST180E用各種ドライバー、ユーティリティー|FAQ Search|エプソンダイレクト
http://faq.epsondirect.co.jp/faq/dl/app/servlet/qadoc?QID=034758


本体と付属品+別途購入したミニHDMI-HDMIケーブル&SATAケーブル。


換装はパーツやケーブルさえ揃っていれば至って簡単。


BRIX Pro(GB-BXI7-4770R)からST180Eに乗り換えるに当たって個人的に気になるメリットとデメリットを考えてみた。
実際に使ってみた感想を含む。

◇メリット

・高負荷時の静音性
BRIX Proはアイドル時は無音に近いがCPU使用率15%前後からファンが爆音になる。
これに対しST180EはCPU使用率50~100%でもうるさいという程ではない。
ベンチマークソフト等の動作によってはたまに爆音になることがあるが、高負荷時の静音性は確実に勝っている。

・省電力

・USBポート数増
BRIX Pro:USB 3.0×4(計4個)
ST180E:USB 3.0×3+USB2.0×5(計8個)

これだけあればUSBハブが必要なくなる。

・PS/2ポート
BRIX Proでは変換アダプターを使いPS/2キーボードを利用していたが、これが必要なくなる。

◇デメリット

・アイドル時の静音性等
これはBRIX Proの方が静か。また、高周波音のような不快な音も出る。
ST180Eを直接机に置かず、下に外付けHDDを置くことで若干改善。
HWiNFOでファン回転数を見ると2,000RPM強。SpeedFan/HWiNFOのファンコントロール非対応。

・CPU性能ダウン
BRIX Pro:Core i7-4770R - PassMarkベンチマーク:9830
ST180E:Core i7-6700T - PassMarkベンチマーク:8896

・グラフィック性能ダウン
BRIX Pro:Intel Iris Pro 5200 - PassMarkベンチマーク:1176
ST180E:Intel HD Graphics 530 - PassMarkベンチマーク:961

・USB 3.0ポート減
せめてもう1つ欲しかった。

・本体サイズ(容積)増
BRIX Proに慣れていたせいでこのサイズでも大きく見えてしまう。


デメリットはある程度は許容範囲内。特にグラフィック性能は自分の用途では必要ない。
メリットは高負荷時の静音化とUSB等のポート増による配線の単純化。
メモリはDDR3L-1600(CL10)からDDR4-2133(CL15)になったけどもレイテンシのことを考えると性能的にはあまり変わらない?

アイドル時のファン音が予想よりも大きかったことが残念。あと高周波音のようなものも。
自分が神経質すぎるのかもしれないが。

あと、スリープ等で画面を消すとディスプレイ(34UM95-P)の電源が勝手にオフになるようになってしまったのだが、どうしてだろう……画面復帰時にウィンドウサイズ/位置が狂ってしまい困る。
以前はディスプレイが節電状態(スリープ)になる挙動だったのにST180Eだと電源が切れてしまう。
BRIX ProのDisplayPort接続でも似たような状況(電源は切れなかった)にはなっていた。BRIX ProのHDMI接続では大丈夫だった。
ST180Eはディスプレイとの電源連動機能があるからそれかなと思ったのだが、BIOS設定でDisabledになっているので関係なさそう。そもそもEpsonディスプレイ専用機能みたいだし。

一応Maximize AssistantやKaciy Window Operationである程度の対処は出来るが……うーん。
ひとまずスリープや画面オフは使わず休止状態でサイズ/位置ずれを回避。


全体的に見て、少し期待を裏切られた感じはある。15万円も出したのに。
BRIX Proの時と同じHDMI接続なのにディスプレイの動作が変わってしまった点が特に気になる。
まぁとにかく暫く使ってみよう。

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